コツを押さえて投資を始める!長期・積立・分散ができる投資信託

本記事は、SBI新生銀行からのお知らせです。

政府が「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げてしばらく経ち、「投資をしたほうがいいのかも」と考えるようになった人は多いでしょう。しかし、投資と聞いて、「ちょっと怖いし面倒くさそう」と考えてしまう人も多いのではないでしょうか。
投資にはある程度の知識は必要ですが、コツを押さえれば、そう面倒なことはありません。今回は、これから投資を行う初心者のために、失敗しにくい投資のコツをご紹介します。

投資を行う前に覚えておきたいこと

初心者が投資を始める際に大事なのは、先入観や都合のいい幻想を捨てることです。投資をするにあたってある程度の知識は必要ですが、必ずしも専門的な知識は必要ありませんし、パソコンに張り付いて商品の値動きを追い続けるようなことも必要ありません。また、「予想が当たれば短期間で大儲け!」といったこともないでしょう。
投資で大切なことは、楽しみながらコツコツ続けることです。そのために覚えておきたいキーワードは、「長期」「分散」「積立」の3つです。

投資で重要な長期投資の視点

投資で資産形成するときに重要なのが、「長期投資」という視点です。長期投資とは、短期間で投資と売却を行わず、長期間にわたって金融商品を保有し続けることを指します。

長期投資の反対に短期投資があり、1日で売買を行うデイトレードや、数日から数週間で売買を行うスイングトレードなどがそれにあたります。専門的な知識が必要で、刻一刻と変わる投資商品の値動きを追い続けなければならず、初心者にはハードルが高いもの。
長期投資は長期間金融商品を持ち続ける手法のため、タイミングを見て売買する必要がありません。ですから、投資した商品の値動きを頻繁に確認する必要もないでしょう。大きな損失を出す可能性が低く、売買の回数が少ない分だけ手数料を抑えやすくなります。

また、長期投資をする最大のメリットに「複利効果」があります。複利は投資で得た収益や利子を、さらに投資にあてることを指し、利子に利子が付く状態です。時間が経てば経つほど複利効果は大きくなります。

積立投資で無理なく続ける

資産運用と聞くと「お金持ちのすること」と思う人もいるかもしれませんが、「積立投資」であれば少額からでも投資は可能です。毎月一定額の金融商品を購入し続ける方法で、コツコツ積み立てていく投資手法のため、積立投資と呼ばれます。

積立投資は、一度購入金額や商品などを設定すれば自動的に毎月買付ができるため、売買のタイミングで悩んだり、都度手続きをしたりする必要がありません。購入するのは一定額のため、高値のときは少なく購入し、安値のときは多く購入することになり、買付の平均価格を引き下げることもできます。こういった一定額を定期的に購入する方法を「ドル・コスト平均法」といい、長期的に投資を行う上で有効な手法とされています。長期的に積立投資を行うことで、複利効果も得られるでしょう。

参考)少額からでも資産運用は始められる?初心者におすすめの積立投資

リスクを減らす分散投資

投資で覚えておきたいもうひとつのポイントが「分散投資」です。分散投資は、投資の商品や時期などを分けて、リスクの軽減を行う方法。投資には必ずリスクがあり、長期投資や積立投資を行っても、絶対に儲かるというわけではありません。価格が刻々と変化する投資商品は、一度に大金を投じれば価格が下がったときに大きな影響を受けますが、分散投資を行うことで、価格変動のリスクを抑えられます。

「長期」「積立」「分散」に向いた投資信託

投資のコツがわかっても、「結局何に投資すればいいの?」と、悩む人もいるでしょう。そこでおすすめしたいのが「長期」「積立」「分散」での投資が行いやすい「投資信託」です。
投資信託は、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、投資の専門家が株式や債券などに投資して運用を行う商品です。運用の成果が、投資家の投資額に応じて分配されます。投資信託のメリットには、主に下記の3つがあります。

少ない資金から始められる

株式や債券などに投資をする場合、数万~数十万円のまとまった資金は必要になることが一般的です。しかし、投資信託は多くの投資家から資金を集めて運用するため、一人ひとりの資金は少なくても問題ありません。月に1万円程度から手軽に始められるものが多く、中には100円から利用できるものも。少額を積み立てながら長期的に投資ができます。

専門家に運用を任せられる

投資に必要な知識を身に付けるのは簡単ではありません。市場や投資先の動向を日々追うことにも、時間や労力がかかります。その点、投資信託は専門知識や豊富な経験を持つプロが運用するため、投資家自身はあまり知識がない状態でも投資が可能です。
また、運用をプロに任せることで、個人では購入が難しい海外の株式や債券などにも投資できるというメリットもあります。

自然に分散投資できる

個人で分散投資を行うのは、銘柄を選んだり購入額を決めたりと知識が必要で、管理するのも手間がかかるでしょう。投資信託は、株式や債券、不動産など、さまざまな資産が投資対象です。投資信託を利用するだけで、自然にたくさんの投資先に分散投資ができます。
多くの銘柄や資産に分散投資することで、ひとつの投資先が当初の見込みと違った結果になった場合でも、ほかの投資先で補う効果が期待できます。

投資信託のデメリット

メリットの多い投資信託ですが、投資であるからには必ずリスクがあります。投資信託は元本保証がされた商品ではありませんから、運用実績によっては損失が出ることもあるでしょう。また、運用をプロに任せるだけに、購入や運用、解約の際に各種手数料がかかる場合もあります。
さらに、投資信託に限ったことではありませんが、投資信託で得た利益は課税対象であることも、覚えておかなければなりません。

まずは投資信託にチャレンジしてみよう

短期で大儲けしようとすれば、リスクはそれだけ大きくなります。リスクを抑えた運用は、長期でコツコツ積み立てながら、投資先を分散させることが基本です。
投資信託ならまとまった資金を用意しなくても手軽に始めることができ、運用をプロに任せられるというメリットもあります。個人で投資先を選定しなくても分散投資ができるでしょう。まずは少額から、投資信託で資産運用にチャレンジしてみませんか?

参考)投資信託とは?初心者におすすめの運用をわかりやすく解説

 

執筆者プロフィール

  • 本稿は、執筆者が本人の責任において制作し内容・感想等を記載したものであり、SBI新生銀行が特定の金融商品の売買や記事の中で掲載されている物品、店舗等を勧誘・推奨するものではありません。
  • 本資料は情報提供を目的としたものであり、SBI新生銀行の投資方針や相場説等を示唆するものではありません。
  • 金融商品取引を検討される場合には、別途当該金融商品の資料を良くお読みいただき、充分にご理解されたうえで、お客さまご自身の責任と判断でなさるようお願いいたします。
  • 上記資料は執筆者が各種の信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性をSBI新生銀行が保証するものではありません。

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