給与受取口座のおすすめは?選び方のポイントと併せて紹介
本記事は、SBI新生銀行からのお知らせです。

社会人になると必ず必要になるのが「給与受取口座」です。特に、新社会人として初めて給与を受け取る方にとっては、最初にどの銀行を選ぶかがその後の生活に大きな影響を与えます。
学生時代に使っていた口座をそのまま利用するケースも多いですが、給与受取口座は一度開設すると長く使い続けることが多いため、慎重に選ぶことが大切です。
本記事では、新社会人を中心に、これから給与受取口座を開設しようと考えている方に向けて、口座選びのポイントや銀行の種類の違いについてわかりやすく解説します。
目次
1.給与受取口座を選ぶ際のポイント
給与受取口座は、毎月の給与が振り込まれる大切な口座です。単に「お金を受け取るだけの場所」と考えがちですが、選ぶ銀行によって日常の使いやすさや将来の資産形成に差が生まれます。まずは口座選びの際に押さえておきたい主要なポイントを見ていきましょう。
1-1. 金利の高さ
給与を受け取りながら資産運用もしたいと考えている方にとって、「金利」の高さは重視すべきポイントです。
銀行にお金を預けると、預けた金額、期間に対して「利息」がつきます。利息とは、銀行に資金を預けたことに対する対価であり、その割合を示すのが「金利」です。
長らくほぼゼロに近い低金利が続いていましたが、現在メガバンク(三大都市銀行など)の普通預金金利は年0.2%程度(税引前:2025年9月4日現在)と、以前よりは高くなっているものの、依然として低い金利が続いています。
しかし、銀行によっては「給与振込口座に指定する」などの条件を満たすことで、通常よりも高い金利が適用されることもあります。わずかな違いと思うかもしれませんが、長期間にわたって積み立てていくのであれば、金利の差は将来の資産形成に大きな影響を与えます。
1-2.手数料の安さ・無料回数の多さ
給与受取口座は毎月利用頻度が高いため、「なるべくコストをかけずに取引できるかどうか」も銀行を選ぶ上で大切な判断基準になります。
給与が振り込まれたあとは、生活費の引き出しや振込など、口座を利用する機会が増えます。このときにかかる ATM手数料や振込手数料は銀行によって異なり、積み重なると大きなコストになります。
例えば、コンビニATMを利用するたびに220円の手数料がかかる場合、週に1回引き出すだけでも年間で1万円近くの負担になります。これを避けるためには、無料で利用できる回数が多い銀行や、特定の条件を満たすことで手数料が優遇される銀行を選ぶと良いでしょう。
1-3.利便性の高さ
給与受取口座は日常的に利用するため、利便性も大切なポイントです。日々の使いやすさがストレスを減らし、結果的に家計管理のしやすさにも直結します。特に以下の3点をチェックしましょう。
・ATMの多さ・設置場所
自宅や職場の近くにATMがあるか、コンビニATMと提携しているかは必ず確認しましょう。さらに、ATMの設置台数が多い銀行であれば、外出先や出張先などでもすぐに利用することができ、安心です。
・ネットバンキングやアプリの使いやすさ
残高照会や振込、入出金の確認をスマホで簡単に行えるかどうかは、日々の使いやすさに直結します。アプリが直感的で使いやすければ、ちょっとした残高チェックや送金もスムーズに完了し、時間の節約にもなります。
一方で、操作が複雑だったり、反応が遅かったりすると日常的にストレスを感じる原因になります。最近では「生体認証でログインができる」「入出金の推移がグラフで確認できる」など、ユーザー目線で工夫されたアプリも増えているので、使い勝手を比較して選ぶのがおすすめです。
・他のサービスとの連携
アプリや証券口座等と連携することができれば、お金の管理がしやすくなります。例えば家計簿アプリと連携すると、支出や残高が自動で反映され、毎月の家計管理を無理なく行うことができます。
さらに証券口座と連携することで、給与から投資信託や株式に自動的に資金を振り分ける仕組みを作ることも可能です。給与受取口座を「お金を受け取るだけの場所」にとどめず、「家計管理や資産運用の土台」として活用できる点は大きな魅力です。
1-4.特典・サービスの充実度
銀行の中には、利用状況に応じてポイント付与や現金プレゼント、年会費のキャッシュバックといった特典を用意しているところもあります。
例えばSBI新生銀行の「U28」では、他行からの振込入金など一定の取引条件を満たすことで、毎月最大2,110円を受け取れる特典が用意されています。普段の取引がそのまま特典につながるため、無理なくお得に活用できるのが魅力です。(キャッシュプレゼントプログラムの詳細はこちら)
さらに、新規口座開設者限定で最大20,000円をプレゼントするプログラムもあります。こうしたサービス内容は銀行ごとに異なるため、自分の利用スタイルに合ったものを選びましょう。(ウェルカムプログラムについて詳しくはこちら)

ステップアッププログラムの詳細はこちら
2.給与受取口座にはネット銀行とメガバンクのどちらを選べば良い?
給与受取口座を開設する際、多くの方が考えるのが「どの銀行を選ぶのが良いのか」という点です。ネット銀行(インターネット専業銀行)やメガバンクなど、選択肢は様々で、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。
利用する方のライフスタイルや働き方によって適した銀行は異なるため、ここでは代表的な銀行の種類とその特徴をお伝えします。
2-1.ネット銀行とメガバンクの違い
ネット銀行は、店舗をほとんど持たず、オンラインでの取引を中心に展開している銀行です。スマホやパソコンから口座開設や振込手続きが可能で、店舗運営などのコストがあまりかかっていない分、金利や手数料の面で利用者に還元されやすいのが特徴です。
一方、メガバンクは全国に多くの店舗(支店)を持ち、窓口での対面サービスが充実しています。将来の資金づくりなど、今後のライフプランに関わるお金の相談を直接専門スタッフにできるのは、メガバンクならではの強みです。
利便性やコストの面ではネット銀行に劣る部分もありますが、社会的信用や対面サポートに価値を感じる方、将来的に大きな取引を見据えている方にとっては、メガバンクを給与受取口座に選ぶメリットはあるといえるでしょう。
2-2.ネット銀行を給与受取口座にするメリット
次にネット銀行を給与受取口座にすることの主なメリットを見ていきましょう。
・ATM手数料や振込手数料の優遇がある
ネット銀行の大きな特徴のひとつが、手数料の優遇です。一定回数までATMや他行宛ての振込手数料が無料になる銀行が多く、最近ではコンビニATMの利用でも手数料がかからないことが増えています。
・金利が高い
ネット銀行は、メガバンクに比べて預金金利が高い点が大きなメリットです。また、様々な特典やサービスが用意されていることも多く、一定の条件を満たすことで、さらに金利が優遇されるケースもあります。
・口座開設や手続きがオンラインで完結する
ネット銀行は基本的にスマホ一つで口座開設や各種手続きをすることができます。忙しい社会人にとって、店舗に足を運ばず利用できる点は大きな魅力です。
振込や各種申請などの手続きもオンラインで完結できるため、銀行の窓口が開いている平日の日中にわざわざ時間を作って出向く必要がありません。
・アプリが使いやすい
ネット銀行はスマホ利用を前提に設計されているため、アプリが使いやすいのも特徴です。残高確認や振込、利用明細のチェックなどを直感的に、ストレスなく行うことができます。
2-3.ネット銀行を給与受取口座にするデメリット
一方で、ネット銀行を給与受取口座に選ぶ際にはデメリットもあります。
・対面相談ができない
ネット銀行は実店舗を持たないため、基本的には窓口で直接相談することはできません。ただし、コールセンターやチャットにて相談窓口を設けている銀行も多く、基本的な手続きや相談は非対面でもサポートを受けられます。
・公共料金の引き落としや口座振替に対応していないことがある
一部のネット銀行では、電気やガスなどの公共料金の自動引き落としに対応していないことがあります。その際は、別の口座を準備したり、都度振込で支払う必要が出てしまう可能性もあるため、利用前に各銀行のサービス内容を確認しましょう。
・ネットワーク障害やサービスのメンテナンスで利用できないことがある
ネット銀行は基本的にネット環境が必要なため、システムメンテナンスの時間帯やネットワーク障害が発生した場合には、一時的にサービスを利用できなくなることがあります。
・セキュリティ面のリスクがある
ネット銀行は便利に使える一方で、不正アクセスやフィッシング詐欺などのリスクがあります。多くの銀行では二段階認証や補償制度を整えていますが、利用者自身も定期的にパスワードを変更する、不審なメールやリンクは開かないなど、基本的な対策を意識することが欠かせません。
なお、こうしたリスクはネット銀行に限らず、インターネットバンキングを提供するすべての銀行で起こり得るものです。銀行選びにかかわらず、利用者一人ひとりがセキュリティ意識を持つことが大切です。
・勤務先指定の銀行がある際は利用できない
一部の企業では給与受取口座を特定の銀行に限定している場合があります。その場合は、ネット銀行をサブ口座として活用しても良いでしょう。
2-4.ネット銀行とインターネットバンキングの違い
ネット銀行は銀行の形態そのものであり、インターネットバンキングは銀行が提供するサービスの一部です。
混同されがちですが、指している対象が異なります。ネット銀行は、店舗を持たずインターネット上でサービスを完結させる銀行そのものを意味します。
一方でインターネットバンキングは、金融機関が提供する「オンライン取引サービス」を指します。スマホやパソコンを使って、残高や明細照会、振込や振替手続き、金融商品の購入まで自宅や外出先から手続きできるようになっています。
どちらを利用するにしても、オンライン取引の必要性は年々高まっており、利用者は自分のライフスタイルに合った銀行を選ぶことが重要です。
3.給与受取口座はSBI新生銀行の「U28」がおすすめ
口座を開設するだけで最高ランクの待遇に!?SBI新生銀行では2024年12月より新しく「U28 Zero世代」というサービスが開始されました。
28歳以下であれば口座開設をするだけでステップアッププログラムの最上位ステージであるダイヤモンドステージになります。
≪「U28」の主な特典(執筆時点:2025年9月現在)≫
・提携コンビニATM出金手数料:何度でも0円
・他行宛てネット振込手数料:10回/月まで0円
・円普通預金金利:年0.40%(税引後 年 0.3187%。2025年9月4日現在)
さらには現金プレゼントや新規口座開設のお客さま限定の優遇金利など、若い世代にとって嬉しい特典が用意されています(所定の条件あり)。
また、SBI新生銀行はSBI証券と連携できるため、給与が振り込まれた資金を手間やコストをかけずに投資へ振り分ける仕組みを作ることができます。

4.よくある質問
4-1. 給与受取口座はどのように選べば良いですか?
給与受取口座を選ぶ際は、金利・手数料・利便性・特典の4つのポイントを確認しましょう。金利が高ければより資産を増やすことができ、ATM手数料や振込手数料が安ければ毎月のコストを抑えることができます。
また、ネットバンキングやアプリの使いやすさも重要です。さらに、ポイント還元や現金プレゼントなど特典が豊富な口座を選ぶことで、毎日の生活にちょっとしたプラスをもたらしてくれます。
4-2. 給与受取口座をネット銀行にすることのデメリットは?
ネット銀行はコスト面や利便性で優れていますが、対面での相談ができない、システムメンテナンス時に利用できない可能性があるなどのデメリットもあります。
また、一部のネット銀行では電気やガスなどの公共料金の口座振替に対応していないケースもあるため、利用前に確認が必要です。
4-3. 給与受取口座はいくつかに分けた方が良いですか?
必ずしも分ける必要はありませんが、生活費用と貯蓄・投資用で口座を分けるのはおすすめです。ひとつの口座で管理していると「いくらまで使ってよいのか」が不透明になりがちですが、生活費用の口座と貯蓄・投資用の口座を分けておけば、計画的にお金を管理することができます。
中でも効果的なのが、「先取り貯蓄」の仕組みを取り入れることです。給与が振り込まれた時点で、一定額を貯蓄・投資用の口座に自動的に移すようにすれば、残ったお金の範囲で生活するスタイルが自然に身につきます。
手元に残っているお金を後から貯金に回そうとすると、どうしても使ってしまいがちですが、先取りしてしまえば確実に資産を積み上げることができます
5.給与受取口座は手数料や金利を考慮して選ぼう
給与受取口座は、生活の基盤となる大切な口座です。だからこそ何となくで選んでしまうのではなく、自分に合ったものを比較・検討して決めましょう。銀行ごとに得られる特典やサービスは異なり、ネット銀行とメガバンクでもそれぞれ強みがあります。
大切なのは、給与受取口座をどんな目的で使い、将来どのようなお金の流れを築きたいのかを意識して選ぶことです。自分に合った銀行を選んで、社会人生活の良いスタートを切りましょう。
※円普通預金金利は毎日見直しとなる変動金利です。
※本預金のご利用にあたっては、店頭やインターネットにご用意している商品説明書を必ずご確認ください。
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